MongoDB データ操作コマンドチュートリアル(作成、登録、取得、削除、更新、インポート)【MongoDB入門】

4 min

本記事では、MongoDBでの collection の作成、document の登録・削除・更新、mongoimport を使用した collection のインポートといった一連のデータ操作の方法を紹介します。MongoDB自体はChromebookに限定しませんが、本記事ではChromebookを使用しています。本記事で紹介するコマンドは一部です。本記事を読んだあと理解を深めるためにはMongoDBのマニュアルを参照してください。

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使用中のDBの確認とcollectionの作成

使用中のDBを確認する:db

db

“test” というDBを使用していることが解ります。

DBの一覧を確認する:show dbs

show dbs

“test”というDBを使用しているのにDB一覧に表示されないのはどういうこと??
と思った方もいるかも知れませんが、安心してください。

MongoDBの仕様通りです。

collectionが存在しない場合はshow dbsには出力されません。

DBを切り替える:use

use <DB名>

# 例)testを使用する場合
use test

collectionを作成する:createCollection

db.createCollection(<collection名>)

# 例)現在使用中のDBに"test_collection"という名前のcollectionを作成する
db.createCollection("test_collection")

collection 作成後はDB一覧に表示されます

collectionの一覧を確認する:show collections

show collections

collection への document の登録・更新・削除(例)

collection に document を登録する(1件):insert

db.test_collection.insert({"col_1":"data_1","col_2":"data_21"})

document を取得する(条件指定なし):find

db.test_collection.find()

collection に documento を登録する(複数件):insertMany

db.test_collection.insertMany([ 
{"col_1":"data_1","col_2":"data_22"}, 
{"col_1":"data_1","col_2":"data_23"}, 
{"col_1":"data_1","col_2":"data_24"}, 
{"col_1":"data_2","col_2":"data_25"}, 
{"col_1":"data_2","col_2":"data_26"} 
]) 

document を取得する(条件指定あり):find

db.test_collection.find({"col_1":"data_1"}).sort({"col_2":-1})

document を更新する:updateOne

db.test_collection.updateOne( 
   {"col_2":"data_24"}, 
   { 
     $set: { "col_2": "data_242"}, 
     $currentDate: { lastModified: true } 
   } 
) 

findを実行して更新されたことを確認

document を削除する(条件指定あり):remove

db.test_collection.remove({col_2:{$eq:"data_24"}}) 

findを実行して削除されたことを確認

document を削除する(全てのdocument):remove

db.test_collection.remove({}) 

find を実行して全ての document が削除されたことを確認

collection を削除する:drop

db.test_collection.drop(); 

show collectionsを実行して collection が削除されたことを確認

データのインポート

csv ファイルを用意する

mongoimport を使用して csv ファイルをインポートする

mongoimport --db test --collection test_collection --type csv --file test.csv --headerline

collectionが存在しない場合、collectionを作成してデータを登録します

findを実行してデータが登録されたことを確認

まとめ

本記事では、 本記事では、MongoDBでの collection の作成、document の登録・削除・更新、mongoimport を使用した collection のインポートといった一連のデータ操作の方法を紹介しました。ご参考になりましたら twitter をフォローして SNS でシェアして頂ければ幸いです。

ご参考

ちなみに今回は、 Linux系OSの動作確認環境として下記 Chromebook を使用しました。
14.0型フルHD × Core i3 × メモリ8GB を満たす数少ない端末です。
軽くて持ち運びしやすく開発に耐えうるスペックなのでおすすめです。

富士通|FUJITSU ノートパソコン FMV Chromebook 14F(タッチパネル) ダーククロム FCB143FB [14.0型 /Chrome OS /intel Core i3 /メモリ:8GB /SSD:128GB /タッチパネル対応 /2021年12月モデル]【point_rb】

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kewton

kewton

大学院卒業後、某大手SIerで10年以上SEとして従事。
社会人3年目までに基本情報・応用情報技術者、データベーススペシャリスト、簿記3級・2級を取得。
基幹系システム・IoTシステム開発のプロジェクト経験多数。AI活用システムの企画・プロト開発経験あり。
強みは、プロマネだけでなく自身で開発も実施してきたこと。
【扱える言語】
C#、java、python、javascript、Excel VBA
【扱えるDB】
oracle、sql server、postgreSQL、mongoDB

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